【公式見逃し動画】朝ドラ「梅ちゃん先生」を1話から無料フル視聴する方法！堀北真希・松坂桃李主演作の再放送と最新配信情報！

舞台は終戦後の日本の蒲田。焼け野原となったこの地に3人兄弟の末っ子の梅子は高等女学校の学生として戦後の復興の中必死に家族と共に生きていた。優秀な兄と違い、勉強はからっきしの梅子だったが医師をしている父の懸命な姿に心を打たれ、医師を目指すことにする。努力の甲斐あって医学専門学校に進学し、医師免許を取得後は大学病院に勤務するも派閥争いなどに巻き込まれながらも医師として邁進していたのだが、地方の町医者不足を目の当たりにし、町医者となることを決意する。

「梅ちゃん先生」は戦時中と戦後の混乱した世の中で、優秀な兄弟たちに劣等感を抱え、何の取り柄もないけど、医者になろうと頑張る主人公の下村梅子が健気な感じで可愛くて、とても面白かったと思います。そして、勉強を必死に頑張り、大学に合格して、親しみやすい感じで患者に接する感じの医師になる姿が感動的だったと思います。また、恋愛面でも理想と現実は違うという感じで、色々と失敗したりと苦労する感じが描かれているのが共感できるという感じがしました。

結局は気心が知れている幼馴染と結婚という結末も予想外でしたが、梅子が幸せになったので良かった思いました。そして、戦時中の緊迫した感じの中で怒られながら工場で働かされたり、空襲に備えて建物を打ち壊したりというのも描かれていて、戦時中のことを知れるのも興味深いと思いました。また、戦後の闇市なども描かれていて、怪しい人がたくさんいるという感じで、生活するのは本当に大変だったんだなという感じもわかりました。

まずは、なんといっても主人公の梅子を演じている堀北真希さんがはまり役だという感じがしました。おっとりいているけど、頑張り屋さんで、誰にでも優しいという感じで、堀北さんのイメージともピッタリという感じでした。そして、役に入り込んで奮闘する感じが健気な感じで、見ていると応援したくなるような感じがしました。甘い声も癒しという感じでセリフを聞いているだけで癒されました。

そして、梅子の家族の下村家の人たちも父親の建造を演じた高橋克実さんをはじめとして個性豊かでした。建造は正に頑固で怖くて融通がきかなくてという感じで、昭和のお父さんというイメージにぴったりでした。南果歩さん演じる母親の芳子と正反対な感じが、正にという感じがしました。そして、梅子のお姉さんの松子を演じていた美村里江が、できる女性という感じの優秀な姉を好演していたと思います。婚約者が戦死という悲劇もあり、儚い感じもあり、古風な感じが似合っていたと思います。

ぽやぽやしていてとても可愛くて初々しい堀北真希、安定しているミムラ、今ではまったくといっていいほど見かけなくなったしまった小出恵介、頑固で亭主関白で日本のお父さん役の高橋克実と下町のチャキチャキオヤジ役の片岡鶴太郎の掛け合いが見ていてとても楽しいです。

個人的に、子育てするのにこんなに大勢の大人の目があるとなるとそこは羨ましいなと思いました。全てが筒抜けの生活は大変だろうけど、羨ましくもある。家事の大変さが語られるエピソードも良かったです。今となっては当たり前に家にある家電がない生活は想像つきません。

私の地元の蒲田が舞台というのも気になった点ではあったのですが、撮影地としてロケなどをしていなくて出てくることはなかったのが残念でしたが、松竹梅の意味を今まで知らなかったので、そこはそうだったんだなと思いました。この物語を自分が体験したいとは思いませんが、高度成長期の話はみんなが前向きで生きる活力に溢れていて見ていて元気をもらえる作品だなと思いました。

このドラマが放送されていたころは堀北真希がとても人気でこの梅ちゃん先生での主役も納得でした。一生懸命で優しくて、今回もすっかり虜になりました。元気が取り柄でいつでも笑顔なのがとても良かったです。朝からこのドラマの梅ちゃん先生の元気な笑顔は見ている人の元気の源になっていたはずです。この高度成長期にみんながしっかり前を向いてそれぞれが元気に生きる活力にあふれている様はこれから働きに行く人の活力になったことでしょう。

私は、梅ちゃん先生は放送されていた当時は何気に観ていたのですが、話しが進むにつれ梅ちゃん先生の魅力にどっぷりとはまりこんだ記憶があります。数分毎におこるクスッとした笑いがあり、１５分に一度はウルウルとくる涙。そして梅ちゃんのお節介ともいえるお人好しの人柄。私も梅ちゃんみたいに優しくなりたいと、いい大人の自分がこのドラマを見て何度思った事でしょうか。梅ちゃん先生は朝ドラの中でも最高の作品です。

戦災孤児を助けようと奮闘する医者の父の姿を見て、劣等生だった梅子が、医者になる物語です。親の姿を見て、子供は育つと言いますが、それがきっかけで人生が開かれる事は凄いと思います。その後、梅子は自分の医院を開く事になるのですが、相沢と言う看護師がやってきます。父が娘を心配して、お願いしたと聞いて初めは医者になるのを反対していたのに、娘の事を考えているんだなと思いました。

また、梅子は信郎との結婚を控えていたので、医師のかたわら花嫁修行をしていた。当時の日本は女性は結婚したら、家庭に入るのが当たり前と言われていた時代だったから大変だったと思う。母に手伝って貰いながら、腕を上げていった所からも分かるように梅子は努力家なんだなと思いました。また、梅子の努力で、梅ちゃん先生と地域のお医者さんとして慕われている事からも人柄が分かります。これからも、梅ちゃん先生の続編が出る事を楽しみにしていようと思います。

梅ちゃん先生役の堀北真希さんです。イメージはおしとやかで、勉強が出来るイメージですが、梅ちゃん先生はどじで勉強が苦手という堀北真希さんのイメージとは反対のキャラクターだからです。しかし、このドラマを見ていると、初めは劣等生だった梅子が父を見て、医者を志し努力の成果で父に認めてもらえるようになり、陰から応援しています。梅子が地域に根付いた町医者として頑張っているのを見ると、人は目標があって頑張っていれば、認めてもらえるようになる事が分かります。

梅子が、結婚する際に花嫁修行を地道に行っている場面をみると、堀北真希さんの大人しい感じが現れていると思います。実際に、この梅ちゃん先生が放映された5年後には芸能界を引退されています。だからこそ、堀北真希さんを朝ドラで見る事はこれから無いと思います。私は、こんなに女優さんとして素敵な堀北真希さんを画面で見る事が出来ないと思うと残念です。だからこそ、貴重なドラマを見て欲しいと思います。