【公式見逃し動画】SUMMER NUDE(サマーヌード)1話〜最終回まで無料で見る方法！山下智久主演/感想あらすじも

主人公の三厨朝日（山下智久）は、海沿いの街にたたずむ写真館で働いていているカメラマンです。彼は、3年前に訳も言わず忽然と姿を消した恋人の一倉香澄（長澤まさみ）の帰りを待ちわび、彼女のことを忘れられずにいました。
いつもと変わらない平凡な毎日が続く日々、仕事先の結婚式場にて花婿に逃亡される花嫁の千代原夏希（香里奈）に出会います。そして、その決定的瞬間の写真を撮影してしまうのでした。そんな最悪の日に、夏希と朝日は出会いました。
一方、朝日には、高校からの親友で、いつも朝日に対して好意を寄せてくれている谷山波奈江（戸田恵梨香）がいました。彼女は何度朝日に告白しても朝日には全く相手にされず、朝日は、姿を消した、香澄のことをずっと思い続けています。そんな様子を見ていた、波奈江の弟の駿（佐藤勝利）は、波奈江のことを常に陰ながら応援しています。
そして、誰もが愛する海の家の「青山」に危機が迫ります。この海の家は、オープン以来毎年欠かさず海の家を開いていましたが、20周年目の大切な時に、店長の下嶋勢津子（板谷由夏）の出産が理由で連続開店記録がストップしてしまうのです。勢津子の夫である、賢二（高橋克典）は、「さすがに、今年は無理だよ」と止めるのですが、そのようなやりとりを聞いていた朝日は夏希に連絡をとります。そこで、夏希が降した決断は何だったのか？果たして、海の家青山は今年も無事にオープンできるのか？

このドラマは、今にして思うと、将来性有望な贅沢なキャストが起用されていて贅沢なドラマだと思いました。特に、山下智弘三谷戸田恵梨香さん、香里奈さん、水川あさみさん、窪田正孝さんなど豪華キャストばかりでした。7年ほど前のドラマですが、これらのキャストたちが名演技をしてくれていて、これから実力派俳優になることを予見しているドラマだった気がします。とくに、窪田正孝の役柄には最初から最後までキュンキュンしっぱなしでした。特に彼のキスシーンはとても上手だと思いました。そして、夏という季節がテーマとなり、海ば舞台となっているところも、いかにも青春ぽくて良かったと思います。夏の海がテーマとなっていることもあり、女性陣の露出度が高いところも魅力的でした。

このドラマの際注目キャストは朝日を演じる山下智久さんです。とても影のある印象の男性をうまく演じてくれていたと思います。なにより、イケメンであるところが魅力的でした。そして、戸田恵梨香さんも魅力的です。そのキャラクター設定が、朝日に10年間以上も思いも寄せているという健気さが魅力的です。それを受けて、彼女も健気な演技を上手にこなしてくれています。また、香里奈さんのキャラも魅力的だと思いました。彼女は姉御肌の演技がとても上手ですが、このドラマでもその特技を最大限に生かしてくれました。そして、個人的には若手女優の山本美月さんも注目していました。彼女の、顔立ちは役の設定である帰国子女にぴったりだとも思いました。オープンな正確なところも彼女にとてもあっていました。

突然に姿を消した恋人、その理由は何なのでしょう。せめて置手紙でも残しておいてほしかったもの、希望を残された身を思うと可哀そうすぎます。そして3年、男性だと女性ほどに結婚に年齢を問われないとはいえ、やっぱり若いうちにしておくものです。戻ってくる当てがあるならともかく理由も何も分からない状態、そろそろ次の恋に向かっても良い頃です。何しろ近くには彼を想ってくれる相手有り、ただ何度も告白しても応じる気になれないのですから彼女のことは友達や妹としか思えないのです。恋にとらわれていると言えば彼女だって、他を探した方が賢明です。自分が愛している相手よりも自分を愛してくれる相手と結ばれる方が幸せというものなのです。

注目キャストは三厨朝日を演じる山下智久さんです。透明感のある彼、3年もわき目も降らず行方をくらました彼女を愛し続けているのですからその情熱はかなりのものです。で波奈江もいますし夏希とも、出会い方はともかく知り合ったのです。また別の女性と交流を深めることでなんとか乗り越えていってほしいものです。花婿に逃げられる瞬間の花嫁、大変なものを撮影してしまったものです。思わずカメラを向けてしまう、根っからのカメラマンと受け止めれば良いのでしょうか。その写真は結局どうすることにしたのか、花嫁側も花婿だって絶対に欲しくはない一枚です。強い反発にあったはず、それが次第に心通わせ合うこととなるのでしょうからおかしなものです。

サマーヌードは、月9らしい作品です。
夏休みの少ない社会人が、見ているだけで夏を感じられる素敵なドラマだと思います。
仲間達とゆるーく過ごしている感じが見ていて心地よいのです。
好きなシーンは、波奈江が朝日を好きになった雨のシーン。
とてもキレイで見ているこちらも朝日を好きになってしまうシーンです。
フジファブリック「若者のすべて」が思い出の曲として挿入歌になっていますが、離れてしまった恋人を曲ともに想うのがとてもせつなくて好きです。
皆が小さい町で片思いをしている感じが、いかにもドラマ的ですが、恋をしたくなる海辺のロケーションに魅せられてしまいます。
夏希とのハッピーエンドより、香澄との元サヤが良かったなと思ってしまいました。

戸田恵梨香さんとまだ若手だった窪田正孝さんの演技が光っていました。
戸田恵梨香さんが演じる波奈江は、ずっと山下智久さん演じる朝日に恋をしていましたが、普段おとなしい窪田正孝さん演じる光は波奈江をひたむきに想っています。
そのひたむきさが、怖いくらい伝わってくるのです。
最後、結局波奈江は光と付き合いますが、光の想いの深さに惹き込まれる感じが演技だと思えないほどリアルでした。
電車のシーンはとてもキュンとします。
本当に付き合っているのかなと勘ぐるほどです。
普段おとなしいからこそ光のギャップにやられました。
この二人は、のちのち主役を担う俳優に成長しますが、その片鱗がサマーヌードで感じられるのでぜひ確認してほしいと思います。