ストロベリーナイト(ドラマ)動画を公式見逃し配信で無料視聴！竹内結子主演作のあらすじ・感想も！

警視庁捜査一課の刑事・姫川玲子たちが難事件に挑んでいく内容になっています。

最初の事件は列車にひかれたバラバラ遺体事件。

自殺か他殺か…

姫川たちは両方の線で捜査を進めていくと、10年前に列車転覆事故を引き起こしていた人物だと分かる。

その事故での死傷者の数はなんと100人にも！

続く第2話の事件では、3つの遺体から覚せい剤成分が検出される。

当初は薬物事件として処理されそうになっていたところ、不審に感じた玲子が連続変死事件として調査を開始する。

するとその3遺体はネットゲームでつながりがあることが判明する。

そしてその3遺体と関わりのる人物が、男性医師の下坂だと分かる。

ところが、下坂にはアリバイがあり、入念に準備を進めていた犯人が下坂になりすましていたのだった。

前科のある男3人が続けて死亡する事件が起こる。

玲子たちは元刑事の倉田が前科者の事件に関与していることを掴む。

捜査の過程で倉田は自分の服役中の息子・英樹の殺人計画を立てていると知る。

その矢先、大手製薬会社社員・長塚が刺殺される。

その事件への不自然な関わりをしてくる葉山に違和感を抱く玲子たち。

更に第7話では暴力団員の遺体が発見され、第一通報者の女性の行方が分からなくなる。

通報者の女性は遺体で発見された岸谷の同居女性で怨恨の線で捜査が進められる。

第9話では男性の体の一部が見つかるバラバラ殺人事件が起こる。

その事件の捜査方針をめぐって警察内部で対立が起きる。

そんな最中に玲子の母親が心筋梗塞で倒れてしまい…

まわりが男だらけの現場で主任として部下を引っ張っていく姫川刑事を演じていた竹内結子さんの演技にはとても引き込まれました。特に姫川刑事の過去の事件のシーンでは恐怖感もありました。そして、一番印象に残っているのは、第１話の「シンメトリー」です。電車にひかれて真っ二つになっている遺体はとても気持ちが悪かったし、直視できませんでした。でも、その事件のきっかけともいえる事件はとても切なかったです。昔、満員電車が事故を起こしてしまい、救い出された女子高生が倒れてきた電車によって真っ二つにされてしまったというものです。この女子高生を助け出したのは女子高生のことが好きだった駅員で、その駅員は彼女を殺したのは自分だという罪の意識から狂ってしまったのです。この事件はとても怖かったけれど、切ないというかやるせない気持ちも混ざっていたので複雑でした。また、事件の他にも、姫川刑事と西島秀俊さんが演じる菊田の関係がとても気になりました。菊田は上司として、主任として姫川刑事を尊敬している部分もあると思いますが、一人の女性としても守りたいという思いがあったのではないかと感じていました。姫川刑事の過去のトラウマも受け入れて守っていきたいのではないかと感じます。

注目してほしいキャストは、西島秀俊さん演じる菊田という刑事です。普段は口数が多いという方ではないけれど、姫川刑事をとても尊敬しているところがとてもかっこいいなと思います。また、ときには声を荒げることがあるのでその部分のとギャップにも注目だと思います。そして、菊田が姫川刑事を見る視線には、尊敬しているというものだけではなく、恋愛感情もあるのではないかという場面もあるので、その二人の関係には変化が生まれるのかというところも気になるところでした。スーツをビシッと着ていてスラッとした姿もまたかっこいいなと思いました。心のうちに秘めるとても熱い思いが常にあるような感じの人なので、それが爆発したときの威力は素晴らしいだろうなと思いました。

竹内結子さんが、警視庁捜査一課殺人犯捜査十係姫川班主任で、ノンキャリアから異例のスピード出世をして、男社会の警察の中で女性という偏見と戦いながら、姫川班を率いる姫川玲子をさすがの演技力で演じていて、存在感がすごかったです。とてもきれいだと思いました。西島秀俊さんが、警視庁捜査一課殺人犯捜査十係巡査部長で、寡黙で実直で真っ直ぐで最初は年下で女性班長の玲子に戸惑っていたけれど、事件を共に追ううちに玲子を認めて、絶対的な信頼を寄せる菊田和男を、熱演していてとても良かったと思いました。玲子を好きな気持ちを隠しているつもりですが、実は見抜かれているところが、可愛いと思いました。甘い物が好きなところも好感が持てます。丸山隆平さんが、警視庁捜査一課殺人犯捜査十係巡査長で明るくて素直で、姫川班のムードメーカーの湯田康平を熱演していて、とても良かったです。宇梶剛士さんが、警視庁捜査一課殺人犯十係巡査部長で、姫川班では最年長のベテラン刑事ですが、玲子の従順な部下でまわりのメンバーから厚い信頼を寄せられていて、幅広い人間関係や多くの情報網を持っていて、姫川班を支えている石倉保を熱演していて、とても良かったと思いました。

竹内結子さん演じる姫川玲子が、女性というだけで偏見を持たれている中で、仕事に正面から向き合い姫川班の班長として強く立っている姿が、カッコ良かったです。いつも7センチのヒールを履いてエルメスの赤のバッグを持っているのが、仕事ができる女性という感じでとても素敵だと思いました。天性の鋭い勘を働かせて事件を解決していくのがすごかったです。犯人の意識と同調し過ぎてしまう、ちょっと危うい一面がある姫川玲子を、見事に演じていて、素晴らしかったと思いました。どんな時も、姫川班のメンバーを信じていて仕事では強い面しか見せず、気を張っているのが伝わってきました。過去のトラウマに負けないように、必死に仕事に集中している姿は、切なくなる時がありました。

美人で強い信念を持つ女性刑事の姫川玲子が主人公としてとってもカッコ良い刑事ドラマです。単なる強い女性というだけでなく、過去に性暴力の事件の被害者になったことから心の中にトラウマも抱えていて、その弱さと強さでが同居したような主人公がとても魅力的でした。またドラマ内での警察組織の描き方がとてもリアルで、警察内部での人間関係や権力の構造も細かく描かれており、少し他の刑事ドラマとは違うシビアな雰囲気もあって、そうした演出も個人的に好きでした。そして毎回の事件のエピソードも面白くて、単に悪い犯人を追い詰めるだけの展開ではなく、事件の背景や犯人、被害者、関係者の人物像も細かく描かれていて、その人間模様の描き方が秀逸で内容に引き込まれるドラマです。殺人や死体のシーンは少し残酷な場面もありますが、それがリアルさを更に増しており、全体的に演出が素晴らしいと思います。主人公の姫川玲子はそうした事件にいつも真剣に立ち向かっていて、そのひたむきな姿に心打たれますし、姫川の部下の刑事たちとのチームワークも良くて、その感じも見ていて心地よいです。他にも個性的な刑事が多く出てくるのですが、それも作品の面白さを際立たせており、個人的に大好きな素晴らしい刑事ドラマです。

キャストでまず注目なのは主人公の姫川玲子役の竹内結子さんです。この作品は原作の小説も読んだことがありますが、竹内結子さんは姫川玲子のイメージに合っており、見た目の美しさと女性としての強さと弱さを表現する演技が素晴らしくて、この作品を見て竹内結子さんのファンになりました。毎回事件に対して真剣に取り組む姿は素直に美しいと感じましたし、演技力は本当に素晴らしいと思いました。もう1人注目なのは武田鉄矢さんです。彼は姫川の天敵のベテラン刑事役なのですが、これがとても雰囲気のある嫌らしい演技をされていて、これまでの武田鉄矢さんとは少し違う雰囲気で私はとても好きでした。彼が登場すると場の雰囲気が変わる存在感はさすがでした。

猟奇的な事件をがギリギリまで映像化された作品は、どのサスペンスドラマよりも不気味であり今まで見たことのないドラマです。特に最初に映像化されたストロベリーナイトの殺人シーンは、恐ろしくて今でも印象的に残っています。実は犯人が身近にいた刑事だったことも驚きで、予測が出来ない展開とはまさにこのことを言うのだと思いました。毎回ショッキングなシーンが多く、目を逸らしたくなるような内容ではあったが、刑事ドラマとしての面白さは群を抜いていると思います。終始明るさが無いドラマの雰囲気も、ストロベリーナイト特有のイメージが描かれており、完成度の高い作品。私が特に好きなシーンは、大沢たかお扮する牧田との出会いのシーンです。降りしきる雨の中出会う2人が、何とも色気があり、闇を抱えた傷を癒し合うようなシーンがとても素敵でした。出演している俳優陣も豪華なメンバーな点も、ストロベリーナイトを面白くしている理由だと思います。単なる刑事ものとしてではなく、社会問題も取り入れており、痛烈に心に刺さる内容ばかりです。まだ見たことがない方は、一度見て貰えれば、何度もシリーズとしてドラマ化される理由も納得すると思います。是非、見て貰いたいです。

作品で注目して貰いたいキャストは、やはり主役の竹内結子扮する、姫川に間違いないでしょう。自身が昔強姦に遭い、その時に親身になって助けてくれた女性警察官が犯人に殺されてしまう、という何とも辛い過去を持つ姫川。ノンキャリアながら警察内部でキャリアを築いていく様子がとても逞しく、部下を指示しながら捜査に当たる姿がカッコいいです。あとは、そんな姫川にきつく当たりながらも陰ながら見守る、武田鉄矢扮する勝俣刑事も、個人的には大好きなキャストです。勝俣を疎ましく思っている姫川だろうけど、ピンチの時には助けてくれる勝俣。女性でありながら自ら危険に飛び込み難事件に挑む姫川とそれを支える男たちとのやり取りが何とも魅力的なドラマです。

警視庁捜査一課所属の姫川玲子。

捜査一課に暴力団員(小林充)の遺体発見の連絡が入る。

姫川は『犯人は柳井健斗』だとの密告を受ける。

今回の事件は、9年前の殺人事件との関係が浮上する。

柳井の姉の殺人事件と容疑者だった父親、父親の自殺、姉の恋人だった小林。

姫川は上から『もう柳井から手を引くように』といわれるが、納得ができずに一人で捜査を進めていく。

槇田の正体は龍崎組幹部の牧田勲だと知る姫川。

2人は肉体関係を持ってしまうが、姫川は正義感から事件の調べを続けることにする。

菊田和男は『姫川班』に配属される。

菊田が捜査本部に向かうが、そこに姫川はいなかった。

係長の今泉俊介の説明によると、被害者は金原太一の死因は出血性ショック死だったが、どうやら姫川の見方は別だった。

被害者が死後にお腹を割かれたのは池に沈めるためだった。

今回そうなっていないのは、何かしらの事情があったはずと。

そして、池を再捜索をすると別の遺体が見つかるのだった。