親バカ青春白書の見逃し配信動画を1話～最終回まで公式サイトで無料視聴！ムロツヨシ・永野芽郁出演ドラマの最新情報もお届け！

男手ひとつで愛娘を育てている小比賀太郎（通称、ガタロー）（ムロツヨシ）は一発屋の売れない小説家であり筋金入りの親バカ。愛娘のさくら（永野芽郁）は今年から大学生。妻の幸子（新垣結衣）に先立たれてからより一層さくらを大切に育ててきたガタローは、さくらの大学生活を心配するあまり周囲には内緒で同じ大学の同じ学部を受験し見事合格、晴れて親子揃って大学に通えることとなった！こうして前代未聞の親子キャンパスライフが幕を開ける。学内で知り合い仲良くなった広島出身の寛子（今田美桜）、イケメンだけどどこか抜けている雰囲気の畠山（中川大志）、学費と生活費を稼ぐためバイトに明け暮れる美咲（小野花梨）と学食で相席していたところ、難癖をつけて絡んできた柄の悪い先輩たちを畠山が毅然とした態度で追い払い、その姿をみたさくらは一瞬で恋に落ちてしまった。その後、いつの間にか意気投合していたガタローと自称YouTuberの根来（戸塚純貴）が合流。ガタローとさくらが親子であることをここで初めて知った同級生の面々は衝撃を受ける。その様子を見てさくらは「うちってやっぱり普通じゃないのかも？」と疑念を抱き始める。一方、授業中でさえもさくらに悪い虫がつかないようにガードしていたガタローだったが、さくらの恋が始まったことにはまだ気付いていないのであった。親子でサークル選びに勤しむ中、ガタローの見ていないところでテニスサークルの先輩からインカレパーティーのチラシを受け取ったさくらと寛子。「お父さんには内緒でおいでよ」と誘われた2人だったが、、、。

終始あったかい雰囲気で、中年の大学生活がジョイントされた今時の若者の大学生活が、繰り広げられました。うらやましい仲の良さで、若い時は、なんだか時間があった割には、慌ただしくて、小比賀太郎・ガタローさんの落ち着いた余裕なんて感じられませんでしたよね。今更ながら気付かされ、9月13日に放送が終わって、今なんです。ああいうおじさんのえらい人の実力のすごさですね。テレビでジックリ見られて、ありがたかったんですね。そんな中、一人娘のさくらさんは、マイペースで緩やかに成長していく事を願い、誘導していこうとするお父さんの願いどおり、すぅーっと成長していく様子が安心的に感じられて。微笑ましかった。どうして、そんなに娘に執着するの？という疑問には、娘が小さい時に亡くなった母親との約束とその面影。娘の中に見る母・幸子の輝きが、共に成長し成功してこれなかった心残りとして残っていると見えました。その事に、重圧を感じず、おしゃれで、かつ生活力よく、一緒に歩むさくらのかわいさ、非常に魅力的でした

すんなり優良子女役の永野芽郁さん。体つきまで、いつもよりすんなりと。若干シェイプしたんでしょうか。すっきりとすんなりしていたようです。表情も、すきっと、軽やかで、「気分が良さそう」を演出。無防備よりは、「気分良さそう」は、比較前向き攻撃寄り。そのままスピードが上がっていけば、強い女性になるのかもしれないと感じましたが、ゆったりと生きてほしいと願うお父さんはストップをかけるようです。母親の幸子さんを早く亡くしたガタローさんは、娘にもっと安全に安心に生きてほしいと願っているのですね。その際の監視の執念は、さくらが彼・畠山雅治・ハタケとキスをしようとすると、必ず現れて阻止するという技の恐ろしさに現れています。そういう時の、キョトンとした永野芽郁の顔、モジモジっと喋りだす役者度胸は、見事ですね。

福田雄一監督の最新作ということで放送前からかなり期待していました。その期待を全く裏切らず家族みんなで楽しめるドラマでした。初めはガタローの親バカ振りを見るたびにさくらが可哀想、こんな父親が近くにいる状態で大学生活なんて嫌だな、と思いましたが、回を重ねるごとにガタローのよいところが押し付けがましくなく披露され、あっという間にガタローファンになってしまいました。さくらと同い年の友人たちと普通にじゃれ合う姿や、その友人たちが困っているときは大人としてしっかり手を差し伸べる姿に強く惹かれました。このドラマはどのキャラクターも個性が強く、ともすれば鬱陶しい感じになってしまいそうなところを、うまくバランスをとって全員が魅力的にみえるように作りあげているのはさすが売れっ子監督の手腕だなと感じました。今までにないキャンパスライフドラマとなっていてたくさんの人にオススメしたいドラマでした。そして毎回少しだけある新垣結衣さんのシーンがいつも楽しみでした。

私が注目していたのは今田美桜さんと中川大志さんです。今田美桜さんは以前別のドラマで知ってから、顔がすごく好きなタイプでさらに演技力も高いので今回も楽しみにみていました。今回の寛子役はとてもはまり役だったと感じました。美人だけど気さくで、メンバーの中では常識人でツッコミ役、という寛子を完璧に表現していた今田美桜さんがさらに好きになりました。毎回見るたびに「寛子可愛い〜」と呟いていました。
中川大志さんは、今まではいわゆるイケメン俳優的な、少しすましているようなイメージを勝手に持っていたのですが、今回の畠山というどこかズレていて少し天然なところもあり所作や言葉遣いもどことなく中性的なキャラクターを全く違和感なく演じられていたので、今までの自分の中での中川大志さんのイメージが音をたてて崩れていく感じがしました（もちろんいい意味で）。畠山は中川さんじゃないとダメだったな、と改めて思います。中川さんが演じる畠山が大好きになり、俳優としての中川さんをもっと見たいなと思わせてもらいました。

世の中にはとんでもない父親が居るものだと正直思いました。
さくらは世間知らずだったので、これも当たり前だと最初は思っていたのかもしれません。

ですが、大学の同級生と接していくにつれて、自分の父親はおかしいと気付きました。
それでもガタローを受け入れ、一緒に登校するさくらは心優しい女性なのだと思います。

また、さくらの同級生は最初、ガタローをウザく感じていたでしょう。
しかし、彼は面白く、場を盛り上げてくれますし、いざという時は助けてくれます。

その為、彼らは比較的早く、ガタローと打ち解けて仲良くなっていったように感じました。
ガタローは娘の監視という目的以外にも、大学に入った理由があったことを知り、彼を見る目が変わりました。

ガタローはさくらの父親でおじさんですが、立派な大学生で、彼らと何ら変わらない学生なのだと感じるようになりました。
小説家という仕事を疎かにしてまでも、大学生になったガタローの心情を知り、良いドラマだったと改めて思いました。

やはりかなり強烈で濃いキャラクターのガタローに注目したいです。
彼は愛娘のさくらの監視に余念がありません。

畠山とさくらは付き合うことになりますが、気を抜くと、ガタローが2人を監視していて、少し怖いと思いました。
それでも畠山にとって、ガタローは尊敬する人なので、文句を言うことはできないのかもしれません。

ガタローのキャラが濃すぎて、他の登場人物が普通に見えてしまいます。
ですが、ガタローだけではなく、他の登場人物も十分に魅力的です。

予想外の恋愛があったりして、このドラマは学業よりも他のことが話題の中心でした。
さくらの同級生たちがガタローに助けてもらうことによって、彼らとの関係も変わって行ったように感じます。
その点もこのドラマの魅力ですし、見どころだと思いました。