謎解きはディナーのあとでの動画は配信されてる？1話〜最終回までの全話視聴方法や櫻井翔の人気ドラマあらすじも！

大財閥である宝生グループの令嬢・麗子（北川景子）の元にやってきた影山（櫻井翔）は、長年仕えてきた唐沢（伊東四朗）の後任の執事となりました。麗子の仕事は刑事、身分を隠して働いています。一方で上司である風祭京一郎（椎名桔平）もまた風祭モータースの御曹司で大金持ちですが、彼は隠すことなくむしろ金持ちなのをひけらかしていました。そんな彼ら、日ごろは刑事として国立署で頑張っています。
今日も事件で呼び出されることに、被害者は吉本瞳（木南晴夏）、コーポの自室で首を絞められて殺害されていますが室内にも関わらずなぜかブーツを履いたままなのです。違和感を覚える麗子、風祭も同じ疑問を持ち小学生のような稚拙な推理を滔々と語り始めます。うっとおしく苛立ちながらも上司だから適度に建てておく必要あり、ストレスのたまった彼女は彼と別れたとたんに石ころを蹴り飛ばしました。飛んで行った石はなんと高級リムジンに当たってしまって、でも麗子は焦ることなくしかも乗っていた男が下りてきて彼女に「お嬢様」と頭を下げたのです。彼は執事の影山、彼女を迎えに来ていたわけです。そのまま家に戻った彼女はディナーを食べながら何とはなしに事件のあらましを語ります。すると突然影山が「お嬢様はあほでいらっしゃいますか」と言い出したのです。

このドラマは、櫻井翔さんが執事役にハマっていて面白く視聴できました。しかも、ちょっと毒舌なところがあるのが、とても魅力的です。そして、彼が持ち合わせる知的な感じもこの役にとてもあっていたと思います。また、麗子を演じる北川景子さんの演技も素敵でした。お嬢様らしく、ちょっとわがままな雰囲気があるところがとてもリアルで、面白かったです。効果的に、コンピューターグラフィックスが使われているところも、視覚的に楽しませてくれました。謎解き要素が強いですが、コミカル要素も散りばめられていて、笑えるドラマに仕上がっているところも魅力的です。そして、テンポが良いドラマであったところも良いです。また、個人的には麗子の上司の風祭京一郎を演じる椎名桔平さんの演技が印象に残りました。

このドラマで最も注目のキャストは執事影山を演じる櫻井翔さんです。嵐のメンバーでありながらニューズゼロなどに出演している櫻井翔さんは知的な謎解き役にぴったりです。そして、落ち着いた雰囲気がとても魅力的です。そして、ドラマを面白くしているのは、彼が、ちょっとだけ毒舌であるところです。いつも彼が発する、「失礼ながらお嬢様、お嬢様の目は節穴でございますか」というセリフは、いつも痛快な気持ちになります。
そして、麗子を演じる北川景子さんも注目です。彼女の美貌が魅力なのはもちろんですが、お嬢様設定ということもあり、わがままな部分があるのも魅力です。そして、お嬢様であることを隠して刑事として働いているという設定も魅力的です。影山の力で刑事として活躍していくところが見ていてとても面白いです。個人的には、麗子の上司役を演じている椎名桔平さんの演技も印象に残ります。

執事の影山の推理推察力を持って事件解決に挑むストーリー。財閥令嬢で新人刑事の宝生麗子を陰ながら手助けする形なの財閥の力も利用しているのか難事件を解決していくストーリーはとても面白いです。
何故か実家が大企業だと威張る風祭警部と風祭警部の部下でありながら風祭警部の実家を傘下に据える宝生麗子。現実では警察・自衛隊は実家や本人周辺の調査はするので隠せないけれど、ドラマならではの設定がとても面白いです。
執事の影山が自らの調査した結果を推理推察力をもって麗子のディナーのあとで事件の真相を報告する、麗子が執事の影山の推理を聞いて自分なりにまとめて発言するも「アホですか」と言うとんでもない執事の影山。真相に気づき令嬢姿で犯人逮捕に向かう麗子と執事の影山。後から到着する風祭警部が令嬢姿の麗子に恋い焦がれるところが違うストーリーに発展しそうで発展しないところが、また良いです。

財閥令嬢で新人刑事の宝生麗子役が北川景子さんとはドラマを見ているときには気づきませんでしたが、清楚で北川景子さんにとても合った役だとおもいます。
執事の影山役の櫻井翔さんは聡明なイメージ通りで、その後のキャスターなどでも分かるほど頭の回転の良い方だと思います。
風祭警部役の椎名桔平さんは、シリアスからコメディまでこなせる芸幅の広い方で色々な役をこなせる素晴らしい俳優さんだと思います。
何故か実家が大企業だと自慢してしまう風祭警部ですが、現実でもそんな人が居そうな感じに思わせるところがストーリーの面白さの一つなのかもしれませんね。
ただ風祭警部よりも大企業だけど自慢しない宝生麗子は育ちの良さがよく出てるところが好きです。

大金持ちの令嬢・ご子息でありながら刑事のお仕事を、とんだ酔狂です。キツイし汚いし苦しいという３Ｋに敢えて首を突っ込むのは、日ごろが平和過ぎて暇だからこそなのでしょうか。もちろん素性はどうあれ市民を守ってくれる正義の味方となってくれるのであれば誰でも問題はありません。ただ風祭は性格に難あり、自分のお金持ち自慢をするような輩はどこの世界でもいるものですが、部下が何も言えないのをいいことに稚拙な推論を鼻の穴を膨らませて語り始めるとはそんな毎日だとストレスが溜まってしまうことでしょう。でも家ではお嬢様としてかしずかれてと思いきや当の執事が「お嬢様はアホか」などという暴言を、何て奴を雇ってしまったのでしょう。

櫻井翔さんが執事、嵐ファンとしては鼻血レベルの配役です。でもごく普通の執事ではなく現代風、上下の身分差はものともせず言いたいことは言ってしまってという姿が面白いのです。きっと生真面目な顔で本気レベルで「あほか」と言っているのでしょう。日頃の礼儀正しい態度、それに直前でも「失礼ですが」とクッション言葉を付けているものの直球過ぎるセリフはグサッと来ます。どう考えても難しい不思議な事件、話を聞いただけで解決したとすれば正に安楽椅子探偵です。きっと一瞬時が止まったであろう北川景子さんの表情にも注目したいもの、北川景子さんがお嬢様なんて気品あふれる顔立ちは正にといった感じでこの配役も絶妙に思えるのです。