木更津キャッツアイの配信はある？ドラマ公式無料フル動画を1話～全話視聴する方法や日本シリーズ・ワールドシリーズの最新配信情報も

物語の主人公は田淵公平。仲間からは「ぶっさん」と呼ばれている。ぶっさんはある日病院で自分の命が半年だと宣告される。末期のガンになっていたのだ。思い悩むが死んでしまう前に悔いの残らない時間を過ごしたいと考えるようになる。そこでぶっさんは高校の野球部の仲間に連絡をとりもう一度野球チームを作る。さらに木更津キャッツアイという名前の怪盗団も結成することにしたのだ。ぶっさんの最期のときが近づく中、バンビ(中込フトシ)、うっちー(内山はじめ)らとともに二度と戻らない特別な数カ月を過ごします。

木更津キャッツアイのオーソドックスが流れが、ストーリーが進んで行くが伏線を回収するように巻き戻しになった、野球のように回が変わるので具体的に裏でこんな出来事が起こっていて、こうなっているという複雑ではない分かりやすい話の進み方が個人的には好きでした。ぶっさんがもう長く生きられないことを知っていながら、仲間との時間を大切にしてるメンバーが好きで、地元を愛しているみんなが好きでした。初期の頃、オジーが亡くなった時の回は、強く記憶に残っています。みんなに愛されるキャラクラーでありながら、ストーリーの中で所々キーになって、展開を面白くしてくれているオジーがボロボロになって見つけれられたときは、涙を止める事ができませんでした。当時、放送されていた時が中学生から高校生になる頃で、キャッツアイのメンバーに憧れていたことを思い出します。マスターの店にいつも変わらないメンバーで集まって、話すこともいつも他愛ないことなのに、なぜか居心地がいい場所を私も求めていたのかもしれません。いつかは木更津に行って、オジーの石像と赤い橋の伝説を実証しに行きたいと思ってます。全シリーズ、ドラマも映画も見ましたがいつ何回見ても飽きない内容です。

ストーリーのキーを握っているのは、オジーとうっちーかなって思っていつも観ておりました。うっちーは普段は、少しおかしい人って感じで、特に目立つ存在ではないですが、ストーリーが急展開を迎える裏で、うっちーが関わっている事が多く木更津のストーリーには欠かせない存在だと思います。うっちーを演じる岡田　義徳さんの演技力も見所の一つだと思います。オジーですが、古田新太さんの演技力もありますが、ただのホームレスでありながらメンバーの中でも欠かせない重要な存在なのかなと思います。メンバーの中でも人一倍、人間味に溢れていてドラマ全体のテーマを担うキャラクターなのかなと思います。いつもは温厚だけど、重要な局面では男気溢れる面も見せる二面性が見所の一つかなと思います。

とにかく面白いです。主人公のぶっさんが余命わずかというシリアスな状況なのに、やっていることが仲間とのバカ騒ぎなので、面白おかしくて笑えます。木更津キャッツアイのチームワークも最高で、見ていてこんな仲間に出会いたい！と憧れました。「キャッツ」「ニャー！」の掛け声も最高です。また、どのストーリーも前半は表、後半は裏というように、野球の回のように進行していくのですが、前半の表では謎だった出来事が、後半の裏で見事に回収されていく様子も面白いです。さすが、宮藤官九郎さんの脚本といった感じです。裏で巻き戻していく様子も、今までにない演出で、当時は本当に驚きました。一度、通して見てから、また最初から見てみるとさらに楽しめる所が、このドラマの面白さだと思います。また、それまで馴染みのなかった木更津に対しても、すごく愛着が持てるような作品になっていたのも、他のドラマとは違って凄いと思いました。「やっさいもっさい」という踊りなど、全く知りませんでしたが、このドラマを見て、自分も踊ってみたいと興味が持てました。全てのロケを木更津でやっていたとも言われているので、地元の貢献に大いに役立ったドラマだと思います。

個人的に大好きだったのは、塚本高史さんが演じていたアニです。弟が優秀すぎて有名だから、そのお兄さんということだけで、あだ名が「アニ」という所にも笑えます。しかも、基本的にはバカな所が満載で、見ていてめっちゃ笑えました。当時は塚本高史さんを知りませんでしたが、このドラマで凄いカッコいい俳優さんだなと思うようになり、ここから宮藤官九郎さんのドラマにも常連組となって出演されているので、ぜひチェックしてみて欲しいと思います。また、主人公たちが通っていた高校野球部のOBとして登場する猫田も面白いので、注目して見てもらいたいです。阿部サダヲさんが演じているのですが、脇役らしく小物感が半端なくて、本当に笑えます。嘘をつくと思わずネズミ顔になってしまうのですが、その表情もすごく面白いです。阿部サダヲさんも木更津キャッツアイから、ドラマで良く見るようになったので、彼の出世作と言ってもいいような作品だと思います。彼らだけでなく、マスターを演じた佐藤隆太さんや、木更津を代表する歌手・氣志團など、このドラマからブレイクを果たした人たちが本当にたくさんいるので、キャストに注目しながら見てもらうとさらに楽しめるはずです。

千葉県の真ん中少し海よりの何も無い田舎町木更津を舞台とし高校の野球部で一緒だった悪ガキ達の青春ドタバタコメディー、この種のドラマとしては抜群の面白さを誇ると自身は思います。自身の出身地の千葉県が舞台となっており、ジャニーズの岡田君や櫻井君、その他の若手俳優に興味があったわけではありませんがある種興味本位で見出しました。
見始めたてすぐ、いわゆる地方都市出身者のアルアルと言うか、地元で生まれ、特別な才能もなく、家業を継ぐくらいしかない凡庸な未来が想像出来てしまうキャラクター達の言い様のない閉塞感がビシビシ伝わってきました。また、そんな毎日でも慣れ親しんだ町で昔馴染みの仲間達と側から見れば馬鹿みたいな事で盛り上がる楽しさ、もの凄く共感できてまるで自分が登場人物の1人であり、木更津キャッツアイと言うお馬鹿チームの一員であるかの様な錯覚を味わいながら視聴出来てしまう作品です。恐らく地方の小都市で生まれ育ち青春時代を懐かしむ様な年代の私の様な男性はみな同じ感想を抱くのではないでしょうか？そして物語が進むに連れて明らかになっていく各キャラクターの抱える悩み、主人公の抱える秘密など最終回まで視聴するとまるで夏休み最後の日の夕暮れのようなノスタルジーな気分を味わえます。

やはりここは主人公である岡田准一演じるぶっさんでしょう。地元に生まれ、昔から仲間うちでは中心人物で周りから一目置かれている存在。そんな人物があなたの周りにも必ず1人はいると思います。そんな男が成長し何者にもなれずに相変わらず地元に暮らしている、そんなキャラクター設定だけでも社会人として地元を離れて生活している視聴者からしたら気になってしょうがない魅力的なキャラクターなのではないでしょうか？こんな人物を主演の岡田准一さんが見事にカッコよく、かっこ悪く、最高に魅力的に演じていると思います、彼にとっても後の俳優としての大成功に繋がる大事な第一歩であったのではないでしょうか？ドラマを見終わった後、久しぶりに旧友に連絡を取りたくなる。そんなキャラクターです。

高校からの腐れ縁的存在の5人が、いつまでたってもダラダラとつるんでいる日常を綴ったお話。その中でもぶっさんが実は命に関わる病気を抱えていて、それを隠しているような、隠していないような…周りも特に病気に触れること無く馬鹿らしい日常を繰り返していく。そして、キャッツアイの真似事をして果敢に犯罪ギリギリの問題に首を突っ込んでいく、日常の中にある非日常を描いた青春ストーリーという感じが、とても好きです。特に好きなのはバンビで、モー子が好きすぎて全然話せなくなってしまうウブな所が、なんとも愛らしいです。しかもモー子はぶっさんが好きで、ぶっさんはミレイ先生が好きで…一方通行の片想いにも関わらず、特に恋愛ストーリーには発展せず、あくまでくだらない日常を貫いていくスタイル、一話完結スタイルが、見ていて飽きない魅力だと感じます。また、野球にちなんで1回表、裏、と実はこの時こんなことになってました！というネタバラシがあるのが斬新でとても面白く、また見返したくなるなぁと思うので、ついDVDで持っておきたくなるようなドラマだと思います。全員、今を輝く俳優さんの駆け出し時代なので、そこに注目するだけでもとても豪華なことだと思います。

注目キャストはバンビです。唯一の大学生で、常識人のように見えますが、結局悪友とつるんでいるというギャップも魅力的です。そして、大好きなモー子と話すこともままならないウブな所が、とてつもなくかわいくてかわいくて、普段ツンツンしているのにモジモジしちゃって、とにかくかわいいです。そんな、大好きなモー子と実は結ばれてしまうんですが、それがうっちーの家の船の中、という、なんとも言えない初体験…。バンビとモー子がお楽しみの間、他のキャッツメンバーがピンチだったことから、2人とも説教をくらってしまうし、せっかく結ばれたというのに相変わらずモー子はぶっさんが好きだったり…報われないバンビが残念でかわいくて守ってあげたくなっちゃいます。