【公式見逃し動画】家族ゲームを1話から視聴する方法！櫻井翔主演ドラマの最新再放送＆配信情報もご紹介！

沼田家は父親の一茂（板尾創路）母親の佳代子（鈴木保奈美）長男の慎一（神木隆之介）次男の茂之（浦上晟周）の4人家族。そんな沼田家に“100％東大合格”を掲げる家庭教師の吉本荒野（櫻井翔）が姿を現す。佳代子が中学3年生の茂之のために雇うことにしたのだ。高校2年生の慎一は優等生で成績優秀だが、茂之は成績がパッとせず、しかも登校拒否で引きこもり状態。
沼田家に来た荒野は家族全員で話がしたいと言うが、肝心の茂之が部屋から出て来ない。佳代子が何度も声をかけて、ようやく茂之はリビングに現れるが、まるでロボットのような言動をとる。しかし荒野は何でもない様子で家族面談を始めた。まず荒野の目標として、茂之を慎一が登校している進学校に合格させるというのはどうかと言う一茂。家族みんながそれがいいと同意する中、荒野は茂之に向かい、本当に成績を上げたいと思っているのかと確認するが、ロボットの振りをしてまともに取り合わない茂之。すると荒野は突拍子もない行動をし、驚く家族を尻目にさらに茂之にその気があるのか確認する。茂之は呆然としているものの同意し、荒野は茂之の家庭教師として沼田家に出入りするようになる。
一茂は荒野に10万円のボーナスを出すと提案。家に引きこもって学校へ行かない茂之を1週間以内に登校させることが条件だ。吉本は自分のやり方に口出ししないことを条件に、5日もあれば十分だと不敵に笑う。
早速、荒野は茂之を学校へ行かせるために常軌を逸した行動をとり始める。

この作品は、自分の在り方について考えさせられるドラマです。身近にある些細な問題や他人には知られたくない悩みなどに触れていく話ですが、有名なキャストを起用していたり、コミカルなシーンも多かったりするので、退屈することなく見ることができます。子供の頃に見た時は、主人公や兄の目線でドラマを見ており、こんな人生は送りたくないなとしか感じていませんでした。しかし、大人になってから見ると、家庭教師役や両親の立場からも物語を捉えることができ、とても考えさせられました。放送されていたのは数年前になりますが、今の時代にも痛感することが沢山あります。なので、老若男女関わらず、今一度このドラマを見た方がいいと思いました。

家庭教師役を演じている嵐の櫻井翔さんに注目です。家族ゲームの前から、闇を抱えたキャラクターから好青年まで沢山演じられており、十分魅力のある役者だと思っていました。私は家族ゲームを原作から知っており、この癖のある家庭教師役をどのように演じていくのかは、とても難しい問題であり、このキャスティング次第でドラマは良い方向にも悪い方向にもなると思っていました。ですが、1話目から嵐の櫻井翔としてではなく、家族ゲームの家庭教師だと感じられるほど、普段の櫻井翔とは別人でした。この家庭教師には、いくつも狂気を感じるところがあるのですが、そこもしっかり演じられていたのがとても良かったです。また、主人公達に魂で語りかけるシーンは、テレビで見ている視聴者も諭されているような気持ちになりました。他のキャストの方も大変魅力的ですが、やはり家庭教師役がしっかり演じられていたのでとても見やすい作品になったと思います。

本当に面白いドラマでした。サイコパスな家庭教師が家族を翻弄させていくというストーリーが今までにない感じでどんどん見進めてしまいました。回を重ねるごとに続きが気になり、ストーリーにひきつけられていました。
櫻井翔さんがサイコパスの家庭教師をうまく演じられていて、表情がサイコパスそのもので少しゾクっとしました。
最初このドラマを見た時は、ただ家族を崩壊させるというひどい家庭教師だと思っていたのですが、深いメッセージ性がある、とても良いドラマだと最後に気づきました。
ストーリーが本当に面白く、最後まで展開が読めない感じもよかったです。何度も見返したくなるドラマで、見るたびにまた違った視点から新しい発見があります。

注目キャストは櫻井翔さんです。主人公のサイコパスな家庭教師を演じられていました。普段はバラエティ番組などで優しく温厚なイメージのある櫻井さんでしたが、今回このドラマでサイコパスをとても上手く演じられていました。普段と違うギャップに違和感を感じるかと思っていたのですが、そんなことはなく、役がピッタリはまっていました。毎回毎回、想像のつかないようなことを櫻井さんがサイコパスじみた表情でするので、もうドキドキが止まりませんでした。サイコパスの中にも、様々な境遇を乗り越えてきたという少し悲しげな表情も上手く演じられていました。本当にハマり役で、見ていてストーリーに入り込みやすかったです。櫻井さんの普段と違った一面を見れました。

家庭教師の吉本荒野がとにかく不気味でした。いつも規則正しいロボットみたいな歩き方、何を考えているのかわからない笑顔。沼田家の落ちこぼれだった茂之の家庭教師になった吉本でしたが、吉本は笑顔で茂之はおどおどおびえている様子で、吉本はどういう指導をするんだろう？と思っていましたが、意外と真面目に勉強を教えていました。でも笑顔の裏に何かがあるような不気味さがありました。そして茂之はいじめられていて、いじめのシーンは痛々しく見るのが辛かったです。一見優等生である兄の慎一は、優等生を演じることへのストレスからか万引きをしていて、佳代子は吉本の入れ知恵もあり株に手を出してしまうのですが、悲惨な結果になったり、一茂は不倫をしていたり、外側は取り繕っていても中は元々崩壊していた沼田家でしたが、いじめられていた茂之が変わり今度はいじめる側へ、慎一は優等生の化けの皮が剥がされていきます。そして気になるのは浅海は何者なのか？吉本の過去に何があったのか？という謎解き要素もあり、ストーリーは見応えがあります。
最後まで見た時、慎一がアパートでチラシを見つけて全てのパズルが解けた時、吉本の本当の目的は家族全員の家庭教師だったんだなと気づきました。そして不気味だった吉本の笑顔は自然な笑顔に。見ているのが辛くなる回も多かったですが、見応えのあるドラマでした。あと、一茂と吉本がサウナで男2人で話す一コマがけっこう好きでした。

吉本荒野役の櫻井翔さんです。櫻井さんは元々笑顔の印象があり、今回の吉本荒野の役もいつも笑顔なので櫻井さんはぴったりの役だったと思います。それから吉本荒野の歩き方は異常なほどかくかくしていてロボットのようなのですが、櫻井さんは手の振り方や角を曲がる時など、徹底的にロボットのような歩き方を演じていました。そして、吉本荒野の口癖が、｢良いねぇ。｣なのですが、笑顔なのに不気味さを感じさせる表情とこの決めゼリフ、櫻井さんだからこその役だと思いました。真顔のシーンはほとんどなく、ずっと笑顔というのはこれほど怖いのかというのを見せてくれました。ニコニコというよりもニヤニヤといったような微妙に不気味さを含ませているところが、櫻井さんは上手く演じていたと思います。普通の役が多い櫻井さんですが、こういったサイコパスのような、ちょっと変わった役を演じるのも合っていると思います。