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高橋漣と園田葵、2人は13歳のときに運命的な出会いから恋に落ちていく。恋を育んでいく2人だったが葵が漣の前からいなくなってしまう。葵の両親は離婚しており義理の父親から葵は虐待をされていたのだった。なんとか義理の父から葵を助け出した漣は葵と2人で遠くに逃げることを提案する。でもまだ幼い2人は駆け落ちの途中で大人たちにつかまり、離れ離れにされてしまうのだった…

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もともと中島みゆきさんの「糸」が大好きだったので、楽曲が映画になったらどのようにストーリーが展開していくのかとかなり期待しながらも心配していた部分もありましたが、それでも人と人が出会って別れることの意味を考えさせられたり、どんなに遠く離れていても繋がっていられる人との関係性や運命を信じることのできる内容になっていて、きちんと楽曲に寄り添いながら作品として成立していたことがすごいなと思いました。悲劇が盛り沢山という感じで見ていて辛くなる部分もありましたが、それでもなんとか前を向いて強く逞しく生きていく姿を見て勇気をもらえましたし、ただ純愛が描かれているという訳ではなくて人生の厳しさと人の温もりを感じることができる作品でした。(30代女性)

小松菜奈さん演じる葵と菅田将暉さん演じる漣の2人を中心に、それぞれの人生をしっかりと感じられるような内容になっていたのが良かったです。友人の結婚式で再会した葵と漣の距離感が絶妙で、まだ幼かったとはいえ一度は駆け落ちにも近いようなことをした2人でしたが、引き離されて会えなくなって8年程の月日が経ったことで呼び方が変わっていたりと、微妙な変化を感じるシーンは見ていてなんだか切なくも面白かったです。また、榮倉奈々さん演じる香がとても魅力的で素敵な女性でした。本来ならば漣が葵以外の女性と結ばれる展開は好ましくはないはずなのに、香が明るく魅力的なので漣にお似合いだと思いましたし、漣が惹かれるのも当たり前だと自然に受け入れることができたのがとても良かったです。(30代女性)

中島みゆきさんの”糸”をモチーフにしただけあり、映画の最中で糸が流れるのですが、それがまたナイスタイミングでした。中学時代に出会った二人。母親の彼氏からのDVで本当は助けてほしいはずの小松さんと、DVに気付き青森に親戚がいると嘘をついてまで助けようとする菅田さん。心がきゅーっと苦しくなる場面でした。数年後、まだ菅田さんは北海道にいるところもキュンキュンしました。友人の結婚式で小松さんと再会するシーンで、ミサンガをなくしたと嘘をつく菅田さんの強がりがすごく共感できました。ちょっぴり恥ずかしかったんでしょうね。チーズ工場の先輩と同棲を始め、妊娠中に癌が見つかって榮倉さんの産みたいという気持ちもすごく共感できました。巡りあうべき人と巡りあっている、と感じ取れる映画でした。最後もありきたりと言われたらそうかもしれないですが、巡りあうべき人だったんだろうなぁと最後にキュンとしました。(30代女性)

11月15日に結婚報告された菅田将暉さんと小松菜奈さん。糸では3回目の共演だったと報道されていました。溺れるナイフも視聴しましたが最高！の一言でした。お二人の作品もよかったですが、演技も素晴らしいです。菅田さんはカメレオン俳優と言われてるだけあって、どんな役でもなれてしまうスーパーハイスペックの俳優さんです。斉藤工さんも社長から一般人になる場面も違和感なく演じていたところがさすがだなぁと思いました。榮倉さんも今作で7㎏のダイエットをして撮影に挑む姿、かっこよすぎませんか!？最初の頃からどんどん体重を落として最後は本格的に病気の人、って見るからに分かる姿になっていました。さすがプロです。みなさん、本当に素晴らしい俳優さんと女優さんだらけの映画でした。キャスティング間違いなしでしたね！(30代女性)

元々の「糸」という曲は少し聞いたことがある程度だったので、そこまで期待せずに映画を観ました。私自身、人生経験がそれほど豊かではありませんが主人公の女の子が幼少期に親の都合で転校を繰り返し、好きな人と離れ離れになる場面は自分の小さい頃と重なるところであり泣きそうにはなりました。私の場合は好きな人というよりは友達でしたが、相手のことを記憶にありますが、途中で縁が切れてしまいました。ただ、映画の中で主人公の二人は平成という時が流れ、大人になってもお互いに想い合い再会できていたので羨ましかったし、感動しました。色んな試練や紆余曲折があったうえでの再会のため絆は強いと思うので、ずっも幸せでいてほしいなと今でも思ってしまいます。(20代女性)

俳優さんについては今日、丁度、小松菜奈さんと菅田将暉さんがこの映画がきっかけでお付き合いされ、結婚に至ったとの報道なくてあったので嬉しかったです。物語の続きに今尚ハッピーなんだなと思いました。また、榮倉奈々さんの女優さんとしての役作りにはびっくりしました。前半では健康的な体型をされていましたが、死に近づいている場面では劇的に痩せており心配になったほどでした。榮倉奈々さんも映画の公開の後にお子さんを授かったとのことで幸せニュースの多い作品の出演者だなと思ってます。
登場人物については私も平成生まれのため、時の流れをスクリーンで見る中で自分の人生と重ねて見ることってでき、親近感をもって最後まで飽きずに観れたキャラクターでした。(20代女性)