【公式見逃し配信】ドラマ「ガリレオ」の動画を1話から全話無料視聴する方法！福山雅治×柴咲コウ大ヒット作の感想も！

帝都大学理工学部の准教授を務める湯川学（福山雅治）は天才的な頭脳を持つ物理学者だった。
頭脳明晰なだけでなく、スポーツも万能、ファッションセンスも抜群と完璧で大学の湯川の講義は学生で常に埋まっているという人気ぶり。
欠点のない天才的な湯川の事を研究室の学生らは「変人ガリレオ」とよんでいた。
湯川の親友でもあり、警視庁捜査一課の刑事・草薙俊平（北村一輝）は難しい事件が起こる度、その解明を湯川に持ち込み、事件のからくりを解いていくのだった。
草薙の異動に伴い、後任として湯川に紹介されたのは、湯川とは正反対の新人女性刑事、内海薫（柴咲コウ）。
論理的な湯川に対し感情を優先して動く熱血漢の内海、2人は水と油のようにも見えるが、ともに事件を解明していく。湯川は犯人の心情や動機というものには全く興味がなく、超常現象や事件のトリックを解明することのみに意欲を燃やす。
事件の謎が解けた際に、近くにある道具を筆記用具のように使い、所構わず自分が関わっている事件の証明となる方程式を書き出すという癖がある。
理屈では全く湯川に歯が立たない内海だが、湯川がオカルトや超常現象といった非論理的な事柄を認めない事を心得ている内海は、回を重ねるごとに湯川を上手く巻き込み、事件を解明していく。

非の打ち所のない天才物理学者の湯川学ですが、事件の解明には興味があるが犯人の動機などには一切興味がないという風変わりな人物を福山雅治さんが見事に演じています。
毎回、内海が持ち込む事件は、オカルトや超常現象のようなものばかりで、科学や物理などで証明できない非論理的な事は納得できない湯川は、自らその事件を立証しようと動くのですが、物理学者として湯川には興味ある事件と全く興味のない事件があります。
湯川の好奇心を動かすような事件ではなくては協力してもらえない内海が、興味を持ってもらえるように事件の話を持っていく両者のやり取りが面白いです。
湯川がやる気がある時には「実に面白い」という反応を見せるので、そういう展開に持っていくのが内海の腕の見せ所ですね。
物理に興味があっても人には興味の薄い湯川ですが、少しずつ内海との信頼関係が出来ていく様子にも注目です。

基本的には一話完結のドラマで、毎回違うゲストが出演しますので各話、それぞれ見どころがありますが、なんと言っても一番の注目は、湯川学を演じる福山雅治さんと、内海薫を演じる柴咲コウさんの2人のやり取りだと思います。
二人共今までに演じたことのない役どころを演じていますが、湯川の淡々とした感じと内海が積極的にグイグイくい込んでくる感じのバランスが良く、二人の掛け合いはドラマの軸になっていると思います。
又、超常現象やオカルトなど、事件に関する描写があるこのドラマでは、映像についても工夫を凝らしたそうで、ＣＭ畑出身という演出家が起用されＣＭにあるような映像表現を意識して作成したそうです。是非そういう点にも注目して下さい。

このドラマは、物理の知識で事件を解決に導く新しいタイプのものでとても興味深かったです。しかも、ミステリアスな事件を論理的に解明して解決してくれるので、見ていて気持ちがすっきりとしました。特に、実験して事件を再現するところはおもしろいです。また、福山雅治さんがとてもカッコ良いです。インテリ学者の役がとてもよく似合っていると思いました。また、クールな演技ながらも、柴咲コウさんとのやりとりが、コミカルに見えて面白かったです。主人公が事件を解決する時に、黒板に数式を書きまくるところがとてもカッコ良かったです。数式が事件を解決するという発想は斬新だと思います。これから、どんな事件が発生して、どう解決していくのか、今後が楽しみです。

このドラマで最も注目キャストは、湯川学を演じる福山雅治さんです。もともとイケメンな福山さんですが、今回のドラマの演技は、クールでとてもカッコ良いです。特に、「実に興味深い」といいながら見せるニヒルな笑みはステキだと思いました。また、福山さんが黒板に数式を書き殴るシーンもステキです。書かれた数式が、何を意味するのかはまったくわかりませんが、福山さんの演技を見ていると説得力があります。
また、刑事役の柴咲コウさんも面白い演技をしてくれていると思います。柴咲さんは美人なのに、それを捨てて、ちょっと間抜けな刑事を演じてくれていて、特に、福山さんに対して腹を立てるシーンなどは見ていて笑ってしまいます。湯川の助手の渡辺いっけいさんも、間抜けな演技がとても似合っています。

東野圭吾さん原作のこちらの作品、物理とか化学と言われると拒否反応を示していた方も改めてもう一度勉強してみたいと思えるのではないでしょうか。雷とかオーロラなど人々が神の力だと崇めていたことだってすべてその原因は解き明かされ、小規模なものなら再現だって出来るようになりました。そんな力を殺人という分野に利用してみたらどうなるのか・自然現象と事件との融合はどうなるのかという映像表現の大胆さも面白いです。そんなの警察官が捜査しても分かるわけもなし、そこで活躍するのがあのガリレオこと湯川となるのです。彼の天才ゆえの思考回路がどう進んでいくのか見るのも面白い・直情型の薫がいるからこそ更に光り輝くというわけです。

やっぱり注目すべきは福山雅治さん、いくつになっても変わらない素敵さで湯川の天才っぷりを表現してくれます。「実に面白い」というセリフもすっかり有名になりました。頭脳明晰で見た目も抜群でファッションセンスもいい・非の打ち所の無い男を演じるのにこれほどの逸材は無し、もう他の人の演じる湯川なんて考えられません。聞く限りは素敵すぎる経歴ですが、何しろ物理の分野にのめりこみすぎているところがモテない理由なのでしょう。変人という通称もうなずける、事件解決に向ける情熱は異常なほどです。そんな彼と内海薫のデコボココンビのやり取りは最高、そういう息の抜ける部分もあるのが面白さの秘密です。湯川らしさを崩さず対抗するのが素敵すぎます。