【公式動画】思い思われふりふられを無料見逃し視聴方法をご紹介！浜辺美波＆北村匠海主演実写映画の最新配信・地上波情報も！

性格は明るくて社交的だが、恋愛では現実主義者の山本朱里。和臣に惹かれていく自分の感情に戸惑いを隠せないでいる。おとぎ話のような王子様とお姫様のような恋愛に憧れを抱くも、自分に自信がなく内気な女の子、市原由奈。理央に対して初めての恋心を抱く。「好きだ。」朱里にそう伝えるはずだったのに親同士の再婚により、義理の弟になってしまった山本理央。朱里への気持ちは今も言えないでいる。乾和巨は、まだ恋を知らない天然で掴みどころのない性格。ある雨の日、偶然秘密を目撃してしまい自分の気持ちを消すために蓋をする。「みんなが幸せになる方法があればいい」「いつだってそのための選択をしている」そうお互いが思いあうがゆえに複雑に絡み合う感情。相手のことを思えば思うほど、思いは空回りしていく。4人の切ないそれぞれの片思いの行方は…

原作も読まず、アニメも観ずに映画を観ましたが充分楽しめました。登場人物4人のそれぞれの恋がいじらしくかわいくてキュンとしました。4人とも魅力的で透明感ありました。臆病すぎたり、人の幸せを1番に考えしまったり、すれ違いがもどかしく切なく、青春時代の自分と重ねてストーリーに引き込まれて鑑賞しました。王道の青春ラブストーリーですが、恋だけでなく、一人ひとりが自分自身と向き合って悩んで葛藤して成長していく姿も共感出来ました。切ないストーリーにマッチした美しい映像と、主題歌が最高でした。ハッピーエンドなのも救われた気がして良かったです。高校生だけでなくかつて高校生だった大人も楽しく観られる作品だと思います。

「君の膵臓をたべたい」で主演のお二人、北村匠海さんと浜辺美波さんが再びタッグを組むのが注目のキャスティングです。2人ともただフレッシュなだけでなく、静かな強さ、内なる熱さのようなものを感じてとても魅力的です。お二人とも切ない片想いが交差するこの青春ラブストーリーにぴったりでした。お二人の魅力が詰まって、清らかな中に温かさを感じる作品でした。前作とは全く違うお二人の空気感がすごいなと思いました。前作もすごく良かったですが、この作品はさらに魅力を増したお二人が観られた気がしました。北村匠海さんの切ない表情はとても引き込まれ感情移入できました。また、浜辺美波さんの切ない笑顔も儚さと強さを感じてとても印象的でした。

別冊マーガレットで連載されていた漫画の実写映画化作品です。監督の三木さんは『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などを手がけている方で、見る前からとても期待していました。内容は主要メンバーの4人がまさにタイトルの通り“思い、思われ、ふり、ふられ”ます。相手を思うからこそのすれ違いや片思い、もどかしくて甘酸っぱい青春要素が満載です。この映画のいいところは、ただの恋愛のすれ違いだけでなく、思春期だからこそ抱える葛藤などもしっかりと描かれている点です。だからこそ登場人物たちに感情移入できたり、自分が高校生だった頃の悩みや恋愛に関する思い出を思い起こさせてくれます。そして印象的だったのが、好きを諦めたのに、やめ方がわからないというセリフ。大人になった今でも突き刺さる名言だと思いました。

主要キャスト4人は、皆さん繊細な心の動きを巧みに表現していて素晴らしかったのですが、特に素晴らしかったのは山本朱里を演じた浜辺美波さんです。本作では全員がすれ違いを起こしてしまいますが、その中でも一番切ない思いをしている朱里をさりげない表情や透明感のある演技で巧みに表現していました。浜辺さんといえば最近話題の作品に出演することも多く、今一番注目の女優さんです。また、理央演じる北村匠海さんの男の子なのに美しい横顔と、シーっとするシーンのかっこよさは必見です。大人女子の皆さんもきっとキュンとすること間違いなしです。北村匠海さんと浜辺美波さんの共演といえば『君の膵臓をたべたい』ですが、その2人とは全然違う演技での共演を楽しんでもらえると思います。

私は心情的に、いつも人生に「ありがとう」ということが、明るい未来を開くと信じています。この映画のなかでも、たびたび大事なシーンで「ありがとう」という言葉が発せられました。ああ、やっぱり「ありがとう」という言葉は、単なる言葉ではなく命のようなものなんだなと感じました。Official髭男dismの主題歌「115万キロのフィルム」も聞いていて、とても前向きな気持ちになります。浜辺、北村、福本、赤楚の希望輝く未来を象徴してるような歌なので、一遍で好きになりました。私はこの監督も大好きで、雨の演出や住宅街の映像も、平凡ではなく物凄く魅力的に表現しているのは、さすがだと思います。浜辺と北村の再びの登場ですが、他の二人もこの二人に負けずに溶け込んでいるのが印象的でした。

福本莉子は最近特に脚光を浴びているようですが、第8回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリに選ばれた逸材だと言えます。これからますます伸びていくでしょう。この映画の中では、いかにも人見知りで、自分に自信が持てない控えめな女の子の役です。でも、いろいろな経験をすることによって、着々と花開いていきます。彼女の人格の本質は、一直線に走る情熱のようなものを持っているところです。福本はそれを見事に演じています。ナイーブさや、まっすぐな性格が、あの可愛い福本が演ずると、浜辺に負けないくらいの魅力的な女子になります。どんどん成長して、相手の視線をちゃんと見て話す女子に代わっていく姿は秀逸です。彼女はきっと、浜辺と並ぶ大女優になると思います。