江戸モアゼルの再放送は2021年にある？岡田結実主演ドラマの公式見逃し無料フル動画を視聴する方法や最新配信情報もご紹介！

蔵地俊輔（葉山奨之）は、あまり決断力のない今どきの草食系男子である。父は大企業の社長で、俊輔はその会社に就職したのにもかかわらず3か月で退社してしまった。父は俊輔に呆れてしまい絶縁状態となった。そんなある日、叔父の雄彦（田中直樹）が営むカフェでのアルバイトの帰り道で、俊輔は突如光の中から花魁姿をした女性、仙夏（岡田結実）を乗せたリヤカーが現れ、そしてどこかへ走り去っていく様子を目にした。しかし俊輔は一瞬驚いたものの、幻覚を見ただけだと気を取り直す。そして俊輔が居候をしている叔父の家に帰宅すると、なぜか家には先程目にした江戸時代からタイムスリップしてきたという吉原の花魁、仙夏がいたのだ。家の前で道に迷っている様子だった仙夏を、雄彦が助けたのだ。そして、俊輔がアルバイトしているカフェで一緒に働くことになった。仙夏は義理人情に厚く曲がったことが嫌いな性格。そんな仙夏は、悩みを抱えた女性をみつけては世話を焼いてしまう。そして仙夏は、俊輔が密かに想いを寄せる友人・泉美（吉谷彩子）との仲を取り持つと宣言する。江戸時代の花魁、仙夏を中心にして時代を超えた恋の物語が動き出す。

時代劇もタイムスリップするドラマも色々見てきましたが、花魁が主役なのも現代から過去に遡るのではなく逆パターンの過去から現代にやってくるというパターンも見た事がないのでとても新鮮さがありますし、果たして江戸時代からやってきた花魁が現代にいきなり放り込まれてしまったらどのような反応を見せてくれるのかが非常に楽しみです。花魁を見る機会はイベントでぐらいしかありませんので、花魁の姿そのものを見るのも楽しみですし、どのようなキャラクターで描かれているのかも興味津々です。逆に花魁に関わる現代の登場人物にも目が行きます。いきなり江戸時代からやってきたど派手ないでたちの花魁を見てどういうリアクションを起こしたのか見ものですし、どのように花魁と関わっていくかにも注目です。特に花魁流の接客や恋のテクニックは気になりますが花魁が行う事全てに関して関心も興味もありますので彼女の一挙手一投足全てに注目をしたいです。

花魁役の岡田さんについてはどちらかと言えば童顔のせいか年齢よりは年下に見えるので色気が漂うキャラクターである花魁の役をどう演じるのかとても興味がありますし、彼女はとても元気で明るいイメージもあるので華やかな雰囲気の花魁は似合うのではないかとも想像します。ココリコの田中さんについてはお笑い芸人ということもあり彼が画面に映るだけでもクスッと笑えてしまうほどの存在なので、たとえコメディー色の強いキャラクターを演じていなくても笑わせて貰える魅力を感じています。葉山さんに関してはイケメンそのものという感じで恋愛ドラマの主要メンバーとしては大変ふさわしい人選だと思いましたし、花魁と恋人同士になってもとてもお似合いではないかと想像します。

絢爛豪華な花魁の衣装がとても素敵です。粋を何よりも大切にしている江戸時代の仙夏さんのセリフが胸にささってくることが予想され、期待が高まっています。今時の令和の草食男子の蔵地も、ほっとけない感じを醸し出して、仙夏がやきもきする場面が目に浮かんできそうです。蔵地が恋心を抱いている春日さんは、ナチュラルな雰囲気で、令和の男子の好みなんだろうなと思います。ド派手な仙夏さんと対照的ですが、女の子の本質的なピュアな部分は時代を超えて変わらないのではないかと思います。ドタバタでコメディタッチのドラマの中で、内面の価値観や人を大切に想う気持ちがどのように描かれていくのかが楽しみです。春日さんの上司は、いわゆる勝ち組という感じで、こちらも蔵地のキャラクターの裏返しのような設定です。イケメンでキザなせりふを話すことが予想されて、とても気になる存在です。江戸と令和の文化の違いや考え方の同じ所が浮き彫りにされ、恋がどのように展開していくのか楽しみにしています。

ココリコの田中直樹さんに注目しています。とぼけた感じで優しい雰囲気を醸し出しながら、核心をついたセリフを言いそうです。今回は、蔵地や仙夏さんのアルバイト先のオーナーという立ち位置だから、きっと二人を優しいまなざしで見守りつつ助けていくのだろうなと思います。田中さんにぴったりの役柄だと思います。蔵地を演じる葉山奨之さんは、飾らない雰囲気が魅力だと思います。今回は、大企業の社長の息子ながらフリーターをしているという役柄なので、がむしゃらにどんどんお金を稼いだり人をたらし込んだりしないかわりに、フェミニンな春日さんと、派手な仙夏さんに囲まれて戸惑ったり、いざというときは突進したりという変化をどのように表情で演じられるかを楽しみにしています。

江戸時代にタイムスリップというのはよくある話だと思っていましたが、このドラマは逆なんですね。「江戸時代から花魁がタイムスリップしてやってくる」とは。
花魁と言えば、江戸庶民の憧れの的、いかな大金持ちのお大尽であっても、花魁本人が気に入らない限り絶対に肌を許さず、客の方もまた金だけで解決しようとせず、あの手この手で花魁に気に入られようと努力する（むしろお金だけで解決しようとするのは野暮とされ馬鹿にされていたそうですよ）。ある意味、女性差別の激しかった江戸時代の世の中にあって、むしろ現代女性ですらかなわない程の気位の高さ、粋っぷりを発揮する存在。そんな花魁が現代社会にやってくると、どんなことになるのやら。自分で予想してみるだけでも、いろいろと面白そうなストーりーや、イベントの発生がポンポンと浮かんできます。半沢直樹の女性版的なドラマ展開になるんでしょうか。あるいは、威張り散らすだけで、なんの魅力もない国会議員のジイサンや、何でも金で片づけようとする大会社の社長さん会長さんの鼻をへし折るような展開になるのでしょうか。とにかく、観ていてスッキリするストーリーになることでしょう。期待しています。今のいやな世の中をバッサリ、スッキリとやっつけちゃってください！

岡田結実さんが花魁役、葉山奨之とにたりが主演どころでしょうか。ココリコ田中さんが主要サブで活躍し、花魁役の周りでオロオロ、ウロウロとするのでしょうね。「寿乃」役を演じる山口まゆさんがうってつけに歴女のポジションで、花魁の動向、生態をあらかじめ把握し、理解した上で、嫌なじじい達への花魁ならではの派手な肘鉄砲のけしかけ役をやったり、逆にトラブルシューターの役どころを受け持つのでしょうか。花魁が住んでいた吉原の景色と似ていなくもなく、さりとて全く異質な現代世界にやってきた花魁の謝意所の驚きっぷりや、早々に慣れてしまったあとの、派手派手な振る舞いで周りを振り回しまくる、そんなドラマ展開を、出演者皆さんで盛り上げてくれそうで楽しみです。